最近の天文現象について 小惑星が地球に最接近しました!夜明け前の空に金星が見えてくる。

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今回は、1月19日に地球に最接近した小惑星の話題とこれから

明け方に金星が明るく見えてくる話題についてお話します。

1月19日 小惑星7842(1994PC1)が地球に最接近した

小惑星は稀に地球の傍に接近するケースがあります

日本時間1月19日7時頃に小惑星7842(1994P1)が

地球に最接近しました。

大きさは1km程の小惑星です。

地球から月までの距離の5倍程離れた位置まで

接近したようです。

実際の観測動画が幾つか報告されていますので下記に

記事リンクします。

直径1キロの小惑星が地球付近を通過…1月19日早朝(日本時間)、月の約5倍の距離

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【動画】小惑星7482(1994 PC1)(国立天文台) Youtube

日本時間19時7時ごろに地球に最接近した小惑星7842(1994PC1)

星の好きな人のための新着情報より 2022年1月20日 

小惑星の中には、地球に接近する軌道を持つタイプがあり、

地球近接小惑星と呼ばれ、その軌道の特徴からアポロ群、

アモール群、アテン群等に分けられる。

この地球近接小惑星が、過去に地球に衝突して恐竜を絶滅

させたのではないかという説もあります。

1994年7月には、小惑星ではないのですが、シューメーカー

レビー第9彗星(SL-9)が、木星面に衝突して、小望遠鏡でも

見える衝突痕を観測された影響もこともあり、

1996年3月に地球近傍小惑星や彗星(すいせい)等を監視する

国際スペースガード財団が発足され、日本でも日本スペース

ガード協会が1996年6月に設立されました。

現在も、このような地球近接天体を監視しております

1月下旬頃より金星が夜明け前の空に見えるようになる

すっかり、寒くなりました。星座が1年で最も美しく見える時期です。

先月12月頃には、夕暮れの西空に金星が明るい輝きを見せていました。

望遠鏡で見ると三日月状になった美しい姿が印象的でした。

1月下旬のこれからは、夜明け前の東の空にその姿を見せるようになります。

金星の見える東南の空の背景には、いて座等の夏の星座が見えており

近傍に火星や更に低い位置に水星も見えます。

金星は2月13日に-4.9等の最大光度に達します。

ここしばらく金星が明け方の夜空を美しく彩る事になります。

関連記事リンク

月のように満ち欠けする金星。1月下旬から「明けの明星」として、夜明け前の空で輝きます

tenki.jp 村上ジャンヌさんの記事より

まとめ

今回は、地球近接小惑星と明け方に見える金星について紹介しました。

昨年末は、金星、土星、木星が明るく夕暮れの西の空に見えて

おり印象的でした。

今後は、夜明け前の東の空が賑やかくなりそうです。

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