話題の紫金山･アトラス彗星が、明るく長い尾を引く
大彗星になりました。
その姿は、全国各地で、観測されました。
実際に見た紫金山･アトラス彗星について報告します。
タイトル画像 紫金山･アトラス彗星 撮影者 静岡県 Jhosua氏
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肉眼彗星になった紫金山･アトラス彗星
話題の紫金山･アトラス彗星が、近日点通過後、12日に地球に
最接近しました。
海外では、長い尾を引く明るい彗星の姿が紹介されておりました。
10月12日頃から、西の低空に少しずつ、私たちの地域に見えるよう
になりました。
この頃は、まだ、太陽に近く日没とともにすぐに沈んでしまいます。
10月14日は、いよいよ太陽から離れて、観測しやすい位置に見えるように
なりました。
10月14日の紫金山･アトラス彗星
10月14日地元の天竜川河口で、この彗星を見ることにしました。
河口付近から見る西方向は、海岸線になるため、
高い建物がなく、障害物が少なく低空まで見えます。
この日は、厚い雲もなく、低空まで、よく空が見えました。
17時に日没、18時を過ぎる頃、西空に金星が見え、1等星のうしかい座
のアークトウルスも見えてきました。
するとその星々の中間くらいに直線状の筋が、立ち上がっている
のが、肉眼で見えます。
ナイトビジョンで見ると彗星の頭部とそこから直線状に伸びる彗星
の尾を確認できました。
肉眼で見える彗星を見たのは、何十年ぶりでしょうか。
フジノン15cm双眼鏡で見ると鋭く輝く彗星のコマが見え
そこから放射状に光が筋状に吹き上がり、後方に
長く伸びているのが、見えました。
眼視で見る彗星は、美しく、迫力があります。
10月14日 ナイトビジョンで見た紫金山･アトラス彗星 左に長い尾を伸ばす紫金山･アトラス彗星
右の明るい星は、アークトウルス
VesperaⅡによる紫金山･アトラス彗星
10月14日に静岡県のJhosua氏が、この紫金山･アトラス彗星を
撮影しましたので、紹介します。
紫金山･アトラス彗星 VesperaⅡ 2024年10月14日 撮影者 静岡県 Jhosua氏
紫金山･アトラス彗星 VesperaⅡ 2024年10月14日 撮影者 静岡県 Jhosua氏
撮影者のコメント紹介
眼前のアパートが怪しかったけど、なんとかそれより上だった。
望遠鏡の向きがほぼ水平に近くなるとエラーで撮れなくなるからヒ
ヤヒヤもの。でもまぁ、なんとか撮れた。お約束で電線が被ってる
けど気にしないで。
手持ちの防振双眼鏡だと圧巻。でも、尾が長すぎてはみ出る。スー
パーワイドビノがここで活躍するとは。
まとめ
話題の紫金山･アトラス彗星が、明るく長い尾を引く
大彗星になりました。
その姿は、全国各地で、観測されました。
実際に見た紫金山･アトラス彗星について報告しました。
早速、撮影画像を提供して頂いた静岡県Jhosua氏に
誌面にて感謝します。
今後も紫金山･アトラス彗星の美しい姿を紹介していきます。
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