2026年7月9日20時ごろ、夕暮れ
の西の空で、金星としし座の1等星
レグルスが大接近します。
宵の明星・金星の強い輝きのすぐそば
に、しし座の“王の星”レグルスが寄り
添うように見える、夏の夕空ならでは
の見ごたえある天文現象です。
今回は、この大接近の魅力や見どころ、
観察のコツを、ご紹介します。
タイトル画像
金星としし座のレグルスの接近の様子
ステラナビゲーターでシュミレーション
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金星とレグルスが並ぶ夏の夕空
金星は、太陽と月をのぞけば空で最も明るく見える
天体です。
夕方の西空に現れると、ひときわ目立つ輝きで、星空
観察に慣れていない人でもすぐに見つけられます。
一方のレグルスは、しし座で最も明るい1等星です。
とはいえ、金星のまぶしさの前では少し控えめに見え
ます。
この「圧倒的に明るい金星」と「静かに光るレグルス」が
並ぶ光景こそ、今回の大接近の大きな魅力です。
2つの天体が接近すると、空の中での距離感がいっそう
印象的になります。
惑星と恒星という性質の違いを、肉眼で実感できるのも
面白いポイントになります。

7月9日20時の金星とレグルスの位置関係
ステラナビゲーターでシュミレーション
観察の見どころ
今回の大接近は、西の低空で見えるのが特徴です。
日没後しばらくして、空がまだ少し明るい時間帯
から観察を始めると見つけやすくなります。
金星は非常に明るいため、まずは金星を目印に探
すのが基本です。
そのすぐ近くに、やや暗めのレグルスが見えてき
ます。
天体望遠鏡がなくても楽しめますが、双眼鏡がある
と2つの天体を同じ視野でとらえやすくなります。
特におすすめなのは、9日当日だけでなく前後の日
も観察することです。
少しずつ位置が変わっていく様子を追うと、金星と
レグルスの位置関係の変化で、惑星の“動き”と
恒星であるレグルスの違いがよくわかります。
観察しやすい時間と方角
観察のタイミングは、7月9日の20時ごろが
目安です。
金星は西の低空にありますので、西の地平線
がよく見える場所を選ぶと見つけやすくなり
ます。
建物や木々、山などで低い空が隠れてしまう
場所では、せっかくの大接近が見えにくくな
ることがあります。
できるだけ視界の開けた場所を選ぶのがコツ
です。
また、低空の天体は大気の影響を受けやすく、
ゆらいで見えることがあります。
これは不利な点でもありますが、夕暮れ
の空の色とあいまって、独特の美しさを
感じられる瞬間でもあります。
双眼鏡や撮影で楽しむコツ
双眼鏡を使うと、金星とレグルスの位置
関係がぐっとわかりやすくなります。
特にレグルスは金星ほど明るくないため、
最初は金星を中心に視野を合わせて探すと
見つけやすいです。
撮影する場合は、金星が明るすぎるため、
露出が難しいことがあります。
短めの露出で何枚か撮影し、あとで明るさを
調整すると、レグルスも写しやすくなります。
夕暮れの西空を背景に入れると、夏らしい雰囲
気のある一枚になります。
スマートフォンでも撮影は可能ですが、固定
できる三脚があるとかなり安定します。
望遠レンズやズーム機能を使うと、大接近の
印象がより伝わりやすくなります。

7月9日20時の金星とレグルスの位置関係
視野円3度
ステラナビゲーターでシュミレーション
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まとめ
7月9日20時ごろの金星とレグルスの
最接近は、夏の宵空を彩る見逃せない
天文現象です。
西の空が開けた場所で、まずは金星を
見つけ、その近くにあるレグルスを探
してみてください。
双眼鏡があればさらに楽しみが広がり、
撮影にも挑戦できます。
晴れた夕方には、ぜひ西の空を見上げて、
金星とレグルスが織りなす美しい光景を
楽しみましょう。

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