7月1日、わし座の領域で新星が発見され
ました。
発見直後から12等級前後と比較的明るく、
しかもその後さらに増光しているため、
今まさに観測のチャンスが広がってい
ます 。
タイトル画像
わし座付近の画像 Seestar S30Pro
撮影日2026年5月17日
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発見の経緯
今回の新星は、DCAP(Daily CV Alert
Project)がZTFの観測データから突発天
体として検出したのが始まりです。
検出時刻は2026年7月1日 7:19 UTで、
測光値は g =14.45、r = 12.53 でし
た 。
その約13時間後には、ロシアのNew Milky
Wayサーベイチームも独立に約12等で検出
しています。
発見後に分光観測が行われ、P Cygプロファ
イルを伴う輝線が確認されたことで、古典新
星であることが確定しました 。
今回の新星の特徴
この天体は「AT 2026rdg」としてTNSに登録
されています。
位置は赤経 19:14:31.366、赤緯 +12:03:53
.60(J2000)で、発見報告はDCAP、発見デー
タソースはZTFです 。
スペクトルの特徴からは、Fe II型の古典新星で、
さらに強い赤化を受けていると考えられています。
見かけの色がかなり赤っぽいのは、星間物質の影響
が大きいからだと解釈されています 。
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ATel #17868: Spectroscopic Classification
増光中の状況
発見時は12等級前後でしたが、その後の報告では
9.8等前後まで明るくなっており、かなり“見ごた
え”のある明るさに達しています。
短時間で数等明るくなるのが新星らしさですが、
今回はまさにその進行中という印象です 。
BAA側の報告でも「maximum brightness に近い」
とされており、増光のピーク付近にある可能性が示さ
れています。
つまり、今は明るさの変化を追跡するうえで非常に
重要な時期です 。


観察の仕方
位置はわし座のやや北寄りで、星図アプリや
AAVSOのチャートを使って導入するのが実
用的です。
報告ではAAVSOに AT 2026rdg または N
Aql 2026 としてチャートが用意されている
と案内されています 。
観測のコツは次の通りです。
口径は双眼鏡よりも、8cm級以上の小型望遠鏡
が扱いやすいです。
露出撮影なら、明るさ変化を追うために短時間
露出を複数枚撮るのが有効です。
比較星を入れて、時系列で光度を記録すると変化
が追いやすくなります。
赤化が強いので、見た目の印象よりも実際の等級
評価はフィルターや比較星の選び方で変わりやす
い点に注意したいところです 。
スマート望遠鏡で発見位置の赤緯度、赤経度を
入力して導入するか、広角モードでわし座を
撮影すれば写るかもしれません

わし座付近の画像 Seestar S30Pro
撮影日2026年5月17日
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まとめ
7月1日、わし座の領域で新星が発見され
ました。
発見直後から12等級前後と比較的明るく、
しかもその後さらに増光しているため、
今まさに観測のチャンスが広がってい
ます 。

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