2月下旬から3月上旬にかけて夕方の西空に金星と木星が
接近して見えます。
3月2日に金星と木星は最接近し、0.5度(満月の直径
くらい)まで近づきます。
小望遠鏡を用いれば、同一視野に満ち欠けした金星と
木星の模様と四大衛星を見る事ができます。
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金星と木星が接近
2月末から3月初めにかけて、夕方の西空で、惑星の中で最も明るい金星と
次に明るい木星の両者が大接近します。
二つの明るい惑星は肉眼でもよく見えます。
西空が良く見える空の開けた所で、夕空18時頃に目を向ければ
二つの明るい星が並んで見えます。
ここ数日は、月も近くに見えるのでよりにぎやかです。
2月24日の西天(18時頃) 西天に下から金星、木星、月が見える ステラナビゲーターでシュミレーション
関連記事リンク
2023年3月上旬 金星と木星が大接近 アストロアーツ
3月2日に金星と木星が大接近する
この二つの惑星が最も接近するのが、3月2日です。
14時4分で、両者の離角は、30′(満月の直径くらい)
くらいまで接近します。
18時頃には、金星と木星の高度は、25°くらいですが
離角もほとんど変わらず、二つの惑星が接近した姿が見え
ます。
金星
木星
天体望遠鏡を利用して見て見よう
金星と木星の接近の様子は、肉眼でも見えるのですが天体望遠鏡が
あれば、中倍率で満ち欠けした金星と木星の縞模様や木星を取りま
く4大衛星を同一視野で見る事ができます。
金星が12.2″でやや満ち欠けした姿、木星は、33.6″と三周りくらい
大きく見えます。
惑星の光度や大きさの違いも観察して見てください。
二つの星を同じ視野に見る絶好のチャンスです。
1度視野で見た木星と金星 ステラナビゲーターでシュミレーション
参考文献および引用文献
月刊天文ガイド 2023年3月号 誠文堂新光社
望遠鏡で見た月面、木星、金星の様子がよくわかる動画です。
2023 2月23日 月 金星 木星 火星 C8 ハルオチャンネル Youtube
惑星を見る事ができる初心者向けのおすすめ望遠鏡を下記に
紹介します。
-火星の接近や木星、土星の姿を楽しもう!-
まとめ
2月下旬から3月初めに夕方の西空に金星と木星が大接近します。
肉眼でもよく見えます。
ここ数日は、月も付近に見え一層、興味深い神秘的な夜空を
体感できます。
天体望遠鏡があれば、二つの惑星の姿を同一視野に見る事が
できます。
ぜひ、実際の夜空をご覧になって下さい。
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