ZWOから、人気のスマート望遠鏡「Seestar
S50」の上位モデルとなるSeestar S50 Pro
が正式発表されました。
口径50mmはそのままに、4Kセンサー、4枚玉
APO光学系、広角カメラ、長時間バッテリーな
どを搭載し、S50から大きく進化しています。
今回は、ZWO公式発表をもとに、S50 Proの
特徴、S50との違い、価格、購入時の注意点を
速報で紹介します。
タイトル画像
Seestar S30proの展示画像
CPプラス2026のビクセンブースにて
ブログ村ランキング参加中!応援クリックお願いします
にほんブログ村
ZWO Seestar S50 Pro 発売日と価格
2026年8月25日よりZWOHPより Seestar
S50 Proの発売の告知がありました。
気になる販売価格は、ZWO公式ストアによる
と、S50 Proの通常価格を999ドル、期間限定
の発売記念価格を899ドルと案内しています。
発売記念価格の適用期間は2026年9月15日
07:00 UTCまでで、出荷開始は2026年9月
1日です。
日本での正式価格については、販売店や国内
代理店による発表を確認する必要があります。
単純換算ではなく、為替、消費税、送料、
国内保証の有無などによって実売価格は変わ
るため、現時点では「日本価格は未確定」
です。
S30Pro同様に多分、ビクセンが国内販売
代理店となり、数ヶ月遅れの販売になると
思われます。
| 項目 | 内容 |
| 製品名 | ZWO Seestar S50 Pro |
| 通常価格 | 999ドル |
| 発売記念価格 | 899ドル |
| 発売記念価格の期限 | 2026年9月15日07:00 UTC |
| 出荷開始 | 2026年9月1日 |
| 日本価格 | 現時点では国内販売店の正式発表を要確認 |
なお、ZWOは中国本土向けと海外向けで
製品地域版を分けています。
海外で使用する場合は、海外版を購入する
ことが重要です。
地域版によっては、指定地域外でのアクテ
ィベーションや保証・アフターサービスの
対象外となる場合があるようです。
関連リンク ZWOHP
セースター オールインワンスマートテレスコープ – ZWO Seestar
S50Proの主な特徴
■50mm口径はそのまま
S50 Proの望遠鏡側の口径は、従来のS50と同じ
50mmです。
口径が大きいほど集光力が高まり、暗い星雲や銀河
の淡い構造を短時間で捉えやすくなります。
また、望遠鏡としての分解能も向上するため、月面
や惑星、星団、明るい銀河などの細部表現にも有利
です。
S50 Proは、30mm口径のSeestar S30 Proと比較
すると、光を集める面積は約2.8倍です。
S50 Proが「広い視野を楽しむS30 Pro」に対して、
より暗い天体や細部を狙うモデルであることが分か
ります。
■4枚玉APO光学系に進化
S50の光学系は、50mm・焦点距離250mm・F5
の3枚玉APOでした。
一方、S50 Proは以下の仕様です。
50mm口径
焦点距離260mm
F5.2
4枚玉アポクロマート
EDガラスを含む光学設計
レンズ枚数が増えたことで、色収差を抑え、星像の
シャープさやコントラストの向上が期待できます。
特に明るい星の周辺に出やすい色にじみや、画面周
辺部の星像を改善する方向のアップグレードです。
ただし、4枚玉になったからといって、通常の天体写
真用屈折望遠鏡と完全に同じ自由度を持つわけではあ
りません。
S50 Proは、電動フォーカサー、カメラ、フィルター、
架台、画像処理機能を一体化したスマート望遠鏡です。
光学性能だけでなく、操作性と自動撮影を含めたシステ
ム全体で評価する製品といえるでしょう。
■メインカメラが4K・大型センサーに
S50からの最大の変更点の一つが、望遠鏡側のカメラです。
S50 Proの望遠カメラは、1/1.2型、画素サイズ2.9µm、
約830万画素のセンサーを搭載します。
解像度は3840×2160ピクセル、いわゆる4K UHDです。
一方、S50はSony IMX462、1/2.8型、1920×1080
ピクセル、約210万画素でした。
S50ProとS50の光学系性能の比較表
| 項目 | Seestar S50 Pro | Seestar S50 |
| 望遠側センサー | 1/1.2型 | 1/2.8型 |
| 画素数 | 約830万画素 | 約210万画素 |
| 解像度 | 3840×2160 | 1920×1080 |
| 画素サイズ | 2.9µm | 2.9µm |
| 望遠側視野 | 2.8° | 1.46° |
| センサー方式 | 新型4Kセンサー | Sony IMX462 |
画素サイズは2.9µmで共通ですが、
S50 Proではセンサーサイズが大き
くなり、画像の横方向・縦方向とも
により多くの情報を記録できます。
S50の約210万画素からS50 Proの
約830万画素へと、画素数はおよそ
4倍です。
そのため、画像を拡大したときの細部、
トリミング耐性、星雲や銀河の構造表
現に大きな差が出る可能性があります。
ただし、画素数が4倍になっても、口径
が50mmであることは変わりません。
高画素化によって細部の記録能力は向上
しますが、暗い天体を撮影する場合は、
露光時間、ライブスタック時間、空の暗さ
、光害、月明かりなどの影響も大きく受け
ます。
■広角カメラを新搭載
S50 Proには、望遠カメラに加えて広角カメラ
が搭載されました。
広角側の主な仕様は次の通りです。
センサー:1/2型
解像度:約830万画素
レンズ焦点距離:6mm
画角:63°
開放F値:F1.75
これにより、S50にはなかった以下の撮影が可能
になります。
天の川の広角撮影
天の川アーチの自動撮影
星景写真
星の軌跡、スタートレイル
広角タイムラプス
8K相当のモザイク撮影
昼間の風景や自然撮影
広角カメラと望遠カメラを使い分けられるため、
S50 Proは単なる「深宇宙天体専用のスマート
望遠鏡」ではありません。
星雲・銀河のクローズアップから、地上風景を含む
星景写真まで、1台で幅広い撮影に対応できます。
特に注目したいのが、天の川アーチの自動撮影です。
従来の星景パノラマでは、撮影地点や構図を決め、
複数方向を撮影し、後から画像をつなぎ合わせる
作業が必要でした。
S50 Proでは、アプリの支援によって撮影からステ
ッチまでを簡略化できます。
S50 ProとS50の違い
主要な違いをまとめると、次のようになります。
| 項目 | Seestar S50 Pro | Seestar S50 |
| 口径 | 50mm | 50mm |
| 焦点距離 | 260mm | 250mm |
| F値 | F5.2 | F5 |
| 光学系 | 4枚玉APO、EDガラス | 3枚玉APO、EDガラス |
| 望遠側センサー | 1/1.2型、約8.3MP | 1/2.8型、約2.1MP |
| 望遠側解像度 | 3840×2160 | 1920×1080 |
| 望遠側画角 | 2.8° | 1.46° |
| 広角カメラ | あり、63° | なし |
| 内蔵ストレージ | 128GB、使用可能容量は約100GB | 64GB |
| バッテリー | 10,000mAh、最大約9時間 | 6,000mAh、約6時間 |
| 本体重量 | 2.8kg | 2.5kg |
| 赤道儀モード | 対応 | 公式仕様上、S50 Proほどの対応内容は確認できず |
| 最大露光 | 赤道儀モードで60秒 | 従来仕様 |
| 価格の目安 | 通常999ドル、発売記念899ドル | 旧モデル。販売状況に注意 |
S50 Proは高性能化した一方で、本体重量は
約2.5kgから2.8kgへ増えています。
携帯性を最優先する場合はS50の軽さが魅力
ですが、画質、記録容量、連続撮影時間を重
視するならS50 Proが有利です。
■赤道儀モードと60秒露光
S50 Proでは赤道儀モードに対応し、正確な極
軸合わせを行うことで、最大60秒の長時間露光
が可能です。
ただし、赤道儀モードを使うには、別売りの対応
三脚ヘッドやウェッジなどが必要になる場合があ
ります。
通常の経緯台モードでは、地球の自転による視野回転
の影響があるため、長時間露光には制限があります。
一方、赤道儀モードでは地球の自転を補正し、天体
をより長くフレーム内に保持できます。
ここは、S50 Proを単なる初心者向け機器ではなく、
より本格的な天体撮影にも対応するプラットフォーム
へ進化させた部分です。
ただし、60秒露光は「置くだけですぐ使える機能」
ではありません。
極軸合わせの精度が低いと追尾誤差が増え、星が流れる
可能性があります。
初心者はまず経緯台モードで使い、慣れてから赤道儀
モードに挑戦するのがおすすめです。
■画像処理機能も強化
S50 Proでは、撮影後のアプリ内処理も強化されています。
スマート補正
ノイズ低減
星像縮小
星消し
背景の均一化
カラー補正
切り抜き
明るさ・コントラスト調整
FITS保存
PCでの本格処理
重要なのは、ZWOがS50 Proのスマート補正について、
生成AIによる画像の創作ではなく、実際に撮影した画像
データをもとにした処理だと説明している点です。
つまり、存在しない星雲や星をAIで描き足すのではなく、
撮影データのノイズ低減や星像処理、背景補正を行う仕
組みです。
天体写真の信頼性を重視するユーザーにとって、この
説明は重要です。
また、JPEGだけでなくFITS形式で保存できるため、
PixInsightやAffinity Photoなど、PCでの後処理
に進むこともできます。
■バッテリーとストレージ
S50 Proのバッテリー容量は10,000mAhで、ZWOの
試験条件では最大約9時間の連続使用に対応します。
S50は6,000mAh、実験室条件で約6時間だったため、
連続撮影能力は大きく向上しています。
内蔵ストレージも64GBから128GBへ倍増しました。
4K画像やモザイク画像を大量に保存することを考える
と、ストレージ容量の増加は実用上のメリットです。
ただし、実際のバッテリー駆動時間は次の条件で変わ
ります。
気温
露除けヒーターの使用
望遠・広角カメラの同時使用
Wi-Fi通信
長時間露光
画像処理の負荷
特に冬の撮影や露除けヒーター使用時は、カタログ値
の9時間をそのまま期待しない方がよいでしょう。
どんな人におすすめ?
■S50 Proがおすすめの人
S50より高精細な画像を撮りたい人。
星雲や銀河の細部を重視する人。
天の川や星景写真も1台で撮りたい人。
8Kモザイクや広角パノラマを楽しみたい人。
長時間の連続撮影をしたい人。
FITSデータをPCで後処理したい人。
将来的に赤道儀モードへ進みたい人。
■S50を選ぶ余地がある人
できるだけリーズナブルに始めたい人。
中古価格が大きく下がった場合。
2.1MPでもSNSやブログ用途では十分と
考える人。
広角の天の川撮影を必要としない人。
軽量性を少しでも重視する人。
S50 Proの価格が通常999ドルであることを考える
と、S50との価格差はかなり大きくなる可能性があ
ります。
S50が大幅な値下げや中古価格で入手できる場合は、
予算重視の選択肢になり得ます。
(ZWOでのS50の生産はすでに終了しております。)

Seestar S30proの展示画像
CPプラス2026のビクセンブースにて
S30より口径が大きく本体もサイズアップ
されます。
Seestar に興味のある方へ
ZWOのスマート望遠鏡Seestarに興味の
ある方はせひこちらの購入リンクを
ご利用ください。
ご紹介のSeestar S30proは、ビクセンが
国内販売の代理店をしており、国内サポー
トが充実しております。
大変、人気のある商品ですので在庫の
ある今がチャンスです。
Seestar S30pro
今年新発売したSeestar S30proがお手軽な楽天や
アマゾンで購入できます。
リンク先を紹介します。
ぜひご利用ください
楽天市場より
アマゾンより
まとめ
Seestar S50 Proは、口径を50mmに保ったまま、
S50の弱点だったカメラ解像度と撮影の幅を大幅に
強化したモデルです。
特に重要な進化は、次の5点です。
3枚玉から4枚玉APOへ進化。
望遠側が約210万画素から約830万画素へ高解像度化。
1/1.2型センサーを採用。
63°の4K広角カメラを追加。
バッテリー、ストレージ、赤道儀モードを強化。
S50 Proは「S50のマイナーチェンジ」ではなく、
光学系、カメラ、ソフトウェア、電源、撮影モード
をまとめて刷新した後継機です。
一方で、日本国内価格、国内発売日、保証内容、
別売り赤道儀関連アクセサリーの価格については
、国内販売店からの正式発表を待つ必要がありま
す。
今後、国内での販売が開始されるようになりました
ら当ブログにてご紹介したいと思います。

スポンサーサイト
ドメイン取得とホームページ作成には
ブログ作成には

コメント