太陽観測でおなじみの静岡県のJhosua氏が
過去撮影の系外銀河の画像を送ってきてくれ
ました。
Vaonis Vespera IIで撮影したアンドロメダ
銀河(M31)と渦巻き銀河 M101 を、最新
の画像処理で再処理を行ったものになります。
タイトル画像
M101 (おおぐま座の渦巻き銀河)
VeaperaⅡ
再画像処理
撮影者 静岡県 Jhosua 氏
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最新画像処理で引き出した「銀河の表情」
スマート望遠鏡 Veapera IIで撮影
したM31とM101を、あらためて最
新の画像処理で再処理した画像を紹
介します。
同じ「渦巻銀河」でも、M31は私たち
の銀河系に最も近い大型銀河としての
圧倒的な存在感を見せ、一方のM101
は、淡い腕と青白い星形成領域が広が
る繊細な美しさを見せてくれます。
今回の再処理では、単に明るくするので
はなく、銀河の中心部、暗黒帯、外縁部
の淡い構造を自然に表現しております。
M31 アンドロメダ銀河

M31 アンドロメダ銀河
VeaperaⅡ
2025年11月15日撮影画像
19時間露出
再処理
下記ブログにて紹介した撮影画像の
再処理
関連記事リンク
スマート望遠鏡で長時間露光した
アンドロメダ銀河を紹介!
-星雲内の微細な構造が見えてくる-

撮影者のコメントより
前回よりもフラット補正をしっかりや
ってる。
ぱっと見には前回とそんなに変らない
けど、一応、前回よりは詳細が浮かび
上がってる。
M31の特徴と魅力について
M31、アンドロメダ銀河は、地球から約250
万光年の距離にある、局部銀河群最大級の渦
巻銀河です。
天の川銀河に最も近い大型渦巻銀河であり、
肉眼でも確認できる数少ない銀河の一つと
して知られています。
撮影画像でまず目を引くのは、中心部に広が
る大きな黄色いバルジです。
ここには比較的年齢の古い恒星が多く集まっ
ており、画像全体に落ち着いた金色の輝きを
与えています。
その外側には、青白い星々と暗黒帯が複雑に
入り組んでいます。
特に、銀河円盤を横切る黒い帯状の構造は、
星間塵が可視光を遮っている部分です。
この暗黒帯を潰さないようにコントラストを
調整するのがポイントになります。
明るさだけを強調すると、M31は単なる大き
な楕円形の光の塊になってしまいますが、暗
黒帯を残すことで、そこに「奥行き」が生ま
れまてきます。
また、M31の周囲には伴銀河である M32とM
110も確認できます。
主銀河の圧倒的な明るさに対して、M32は小さ
く鋭い光点のように、M110は淡く広がった姿
で写るため、同じ画面内で異なる銀河の形を比
較できるのもM31撮影の魅力です。
M31画像の見どころ
大きく広がる黄色い中心部。
円盤を横切る複雑な暗黒帯。
外縁に広がる淡い青白い腕。
M32、M110という二つの伴銀河。
見ている光が約250万年前に放たれたという時間
的スケール。
M31は、単に「大きくて明るい銀河」ではありません。
私たちの天の川銀河と非常によく似た構造を持ちながら、
中心部や腕の見え方には個性があります。そして遠い未
来には、天の川銀河との相互作用も予測されています。
M31を撮影することは、遠い銀河を記録すると同時に、
私たちの銀河の未来を想像することでもあります。
M101 おおぐま座の渦巻き銀河


M101 おおぐま座の渦巻き銀河
VeaperaⅡ
2025年3月21日撮影画像
再処理
撮影者のコメントより
6時間露出。全体像だと、近所の小さい
銀河がそこそこ写ってる。
全体が小さいから、M101クローズアップ
画像だと詳細が出ていない。
関連記事リンク
M101の特徴と魅力について
M101、回転花火銀河は、北斗七星のあるおお
ぐま座の方向に位置する大型の渦巻銀河です。
地球からの距離はおよそ2,100万〜2,500万光
年とされ、直径は約17万光年に達すると考えら
れています。
天の川銀河よりも大きな円盤を持つ一方、中心部
のバルジは比較的小さく、広い腕が大きく広がる
姿が特徴です。s
Veapera IIで撮影したM101は、M31ほど明るく
ありません。
しかし、画像処理を進めるほど、淡い腕の存在が少
しずつ浮かび上がってきます。
M101の魅力は、中心核の強い輝きではなく、銀河
全体に広がる薄い光と、腕に点在する青色・赤色の
領域です。
NASAの資料でも、M101の腕には青い若い星団や、
星が生まれているHII領域が数多く見られると説明
されています。
今回の再処理でも、腕の中に点在する青白い領域が
見えております。
M101のもう一つの特徴は、腕の形が完全に対称では
ないことです。
近隣銀河との重力相互作用によってガスが圧縮され、
星形成が促進されていると考えられています。
そのため、整った渦巻というよりも、片側へ大きく
伸びた腕や、淡くほどける外縁が印象的です。
M101画像の見どころ
中心部から大きく広がる淡い渦状腕。
腕に散らばる青白い若い星団。
赤みを帯びた星形成領域。
左右非対称に見える銀河円盤。
周囲の微光星や、遠方銀河との共演。
M101は、撮影直後の画像では「本当に銀河が写
っているのだろうか」と感じるほど淡く見えるこ
とがあります。
しかし、複数フレームを重ね、背景を整え、過度
なノイズ低減を避けながら階調を引き出すと、巨
大な風車のような姿が現れます。
Vespera の購入先を紹介
Jhosua氏が今回の撮影に用いたスマート望遠鏡
Vespera Ⅱ。
CPプラス2026でも、サイトロンジャパンの展示ブース
にVespera Ⅱがありました。
スマート望遠鏡としての性能も優れ、フランス製の美し
いデザインも魅力的です。
興味のある方はぜひ、下記リンクをご利用ください
Vesperaは、日本サイトロンジャパンHPやVesperaのHP
からも購入注文できますが、手軽なAmazon からも
購入注文をすることができます。
VesperaⅡ
Vesperaより大きく高性能なCMOSセンサーを搭載
しております。
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Vespera
コンパクトな全自動スマート天体観測ステーション
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Vespera Pro
Vesperaの最上位機種になります
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関連記事リンク
-次世代望遠鏡の威力と可能性について-
まとめ
太陽撮影でおなじみの静岡県の
Jhosua氏が、スマート望遠鏡
VeaperaⅡを用いて撮影した
M31とM101の再処理した画像を
紹介しました。
Veapera IIのようなスマート望遠鏡の
魅力は、従来なら長時間の撮影計画と複
雑な機材設定が必要だった対象を、比較
的手軽に記録できることです。
そして、撮影後に画像処理を工夫するこ
とで、撮影時には気づかなかった銀河の
表情をもう一度発見できます。
今後の天体撮影が楽しみですね。
Jhosua氏より、過去に撮影した
系外銀河の再処理画像のいくつか
を更に送って頂いておりますので
今後も順次紹介していきます。
VesperaⅡの撮影画像提供して頂きました
静岡県のJhosua氏に誌面にて感謝します。

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