2026年6月、注目すべき突発天文現象が
報告されました。
周期彗星である220P(マクノート)彗星が
大規模なアウトバーストを起こし、わずか
短期間で約10等級もの増光を示しています。
通常は18等級前後の非常に暗い天体ですが、
現在は8等級付近まで明るくなっております。
タイトル画像
タイトル画像の彗星はマクノート彗星では
ありません。
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彗星がアウトバーストで急増光 18等から8等へ
2026年5月31日から6月1日にかけて、
周期彗星である220P(マクノート)
彗星が大規模なアウトバーストを起こ
し、わずか短期間で約10等級もの増光
を示しています。
通常は18等級前後の非常に暗い天体
ですが、現在は8等級付近まで明るく
なっております。
小口径望遠鏡でも観測できるレベルに
急浮上しています。
関連記事リンク
遊佐徹氏のポストより
CBET 5698
アウトバーストとは
彗星のアウトバーストは、核表面や内部で急激な
ガス放出が起こることで、一時的に明るさが大き
く増す現象です。
原因としては以下が考えられます。
■表面のダスト層の崩壊による
■内部に閉じ込められていた揮発性物質の爆発的
放出
■太陽加熱による急激な活動活性化
今回の220Pのケースは、約10等級という非常に大き
な増光幅から見ても、かなりエネルギーの大きいイベ
ントである可能性が高いです。
現在の明るさと観測条件
関連記事(画像)リンク
alpheratz氏のポストより
吉本@彗星屋氏のポストより
最新の報告では、220Pは約8等級前後で
観測されています。
この明るさは以下のような観測環境で確認可能
です。
双眼鏡(口径が大きいもの推奨)
口径10cm以上の望遠鏡で容易に確認
電子観望(SeestarやVespera)なら非常に良好
特に電子観望機材をお持ちの方にとっては、短時間
露光でも十分に彗星らしい姿(コマの拡がり)が確
認できるチャンスです。
撮影・観測のポイント
今回のような急増光彗星は、時間変化を追う価値
が非常に高い対象です。
毎晩の明るさ変化を記録(フォトメトリーにも最適)
コマの拡がりや形状変化を撮影
テイル(尾)の発達有無を確認
特にアウトバースト直後は構造変化が速く、数日単位で
印象が変わることも珍しくありません。
PixInsightなどでのスタック処理を行えば、微細構造も
抽出でき、ブログ素材としても非常に魅力的です。
今後の見通し
アウトバースト後の彗星は、以下のような振る舞いを見せる
ことが多いです。
数日〜数週間で急速に減光
しばらく高輝度を維持するケースもあり
追加のアウトバーストが発生する可能性も
220Pがどのパターンを辿るかはまだ不明ですが、少なく
とも短期的には「観測好機」であることは間違いありませ
ん。
まとめ:今すぐ観測を
通常は観測対象になりにくい暗い周期彗星が、突如とし
て観測好対象に変わるのがアウトバーストの魅力です。
今回の220P(マクノート)彗星は、まさにその典型例
といえるでしょう。

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