板垣公一さんの発見した超新星が明るい!(SN2022hrs)静岡県の超新星捜索者の観測を紹介 

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山形県の板垣公一氏がおとめ座に15等級の超新星を発見しました。

発見後この超新星が増光して話題になっております。

現在も13等台で見えております。

今年発見された超新星の中では最も明るい。

この超新星を静岡県内の超新星捜索者も観測しておりましたのでここに

紹介します。

タイトル画像 SN2022hrs in NGC4647 撮影者 掛井亘氏

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SN2022hrs 板垣さん今年3個目に発見した超新星 

山形県の板垣公一さんは、4月16日14時51分(UT)23時51分(JST)に

おとめ座銀河NGC4647に15等級の超新星を発見しました。(SN2022hrs)

発見後、イタリアで行われた分光観測でⅠa型超新星と確認されました。

この超新星は極大期の2週間前の状態で、発見されたため、今後明るくなると

予想されました。 

発見時15等級だったこの超新星は、予想通りゆっくり明るさを増して行き、

5月1日には12.5等台の明るさになりました。

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静岡県の超新星捜索者もこの超新星を観測

4月16日に板垣さんが15等級で発見した超新星ですが、少し早く広島県の

坪井正紀さんも撮影されていたそうです。

静岡県の超新星捜索者の掛井亘さんもこの超新星を観測しておりました。

掛井さんは、静岡市内で超新星捜索を行っております。

山形県の板垣公一さんが3月19日13時4分ごろ(世界時。日本時では22時4分ごろ)、

しし座の銀河NGC 3367に16.3等の超新星を発見しましたが、掛井さんも4時間遅れ

でこの超新星を独立発見しております。 

   SN2022ewj in NGC3367 2022年3月23日 撮影者 掛井亘

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SN2022hrsの観測画像

 

発見当時は、東海方面が天気が思わしくなく、掛井さんが撮影できたのは20日との事でした。

   SN2022hrs in NGC4647 2022年4月22日撮影  SNの下にM60が見える 撮影者 掛井亘

添付画像は22日のもので、13等級前半です。眼視でも見えそうです。(本人コメントより)

4月22日13時21分(世界時)4s*10(40秒) 20cmL F4 174MM

北海道の佐野康男さんの5月20日の観測記事がありました。

SN2022hrs in NGC4647 TypeⅠa

まとめ

山形県の板垣公一氏がおとめ座に超新星を発見し、発見後後この超新星が増光して

話題になっている。

静岡県の掛井亘さんがこの超新星を観測しておりました。

この超新星は、13等級台の明るさで見えております

おとめ座の明るいM60の近傍に見えますので、見つけやすい位置にあります。

超新星爆発の光を実際に体感できるチャンスです

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