6月29日未明の東天で見える「火星と
プレヤデス星団(すばる)」の接近は、
赤い火星と青白い星々が同じ視野に収
まりやすい、初夏ならではの美しい天
文ショーです。
最接近は6月29日ごろで、前後数日間
は双眼鏡で一緒に眺めやすく、空が暗
いうちなら色の対比も楽しめます。
火星の傍には天王星も見えています。
火星を目印にして暗い天王星を見つける
チャンスになります。
イトル画像
火星とすばるの接近をシュミレーション
(ステラナビゲーターより)
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今夜の見どころ
火星は赤みがあり、プレヤデス星団は
青っぽい星が集まって見えるので、色
のコントラストがとても印象的です。
プレヤデス星団は散開星団として知られ、
肉眼でも見えますが、双眼鏡を使うと星
の集まり方がぐっと分かりやすくなりま
す。
また、6月下旬の未明から明け方にかけて、
東北東の低空で見えるため、日の出前の短
い時間を狙う観察になります。
できるだけ東の空の大きく開けて見える場所
で観察しましょう

2026年6月30日(今夜未明)03時の火星とプレヤデス星団
(ステラナビゲーターでシュミレーション)
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観察のコツ
観察は、日の出前のまだ空が暗い
時間帯がおすすめです。
東から東北東の低空を開けた場所で、
地平線近くまで見渡せるポイントを
選ぶと見つけやすくなります。
双眼鏡があるとかなり有利で、火星
とプレヤデス星団を同じ視野に収め
やすくなります。
低空現象なので、建物や山で隠れない
場所を選ぶことも大切です。
撮影のポイント
写真を狙うなら、広角寄りの構図で「地平線+
東の空+2天体」を入れると、接近の雰囲気が
伝わりやすくなります。
火星は明るさがある一方、プレヤデス星団は
繊細なので、露出を欲張りすぎず、何枚か
撮って比較するのがよさそうです。
空の透明度が高いほど星団の粒立ちがきれいに
出るので、天候よりも「空の質」が仕上がりを
左右します。
今の時期は、天文薄明の起こる時間が早いので
早めの撮影準備が必要になります。
スマート望遠鏡の利用などもおすすめです。

2026年6月30日(今夜未明)03時の火星とプレヤデス星団
視野円は7度
(ステラナビゲーターでシュミレーション)

Askar FRA400で撮影したプレヤデス星団
撮影者 遠州天体写真愛好会の田代貞氏
火星と天王星も接近
さらに現在、火星のすぐそばには天王星
も位置しており、双眼鏡や小型望遠鏡な
ら3天体の共演を一度に捉えるチャンス
です。
中望遠鏡クラスで、倍率を高めると気流
条件が良ければ、青白い円盤像に見えま
す。

2026年6月30日(今夜未明)03時のプレヤデス星団
火星、天王星
(ステラナビゲーターでシュミレーション)
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まとめ
梅雨時期のため、全国的に晴天率が
低い中で、夜空のほうはにぎやか
です。
6月29日未明の火星とプレヤデス星団
の接近は、短い時間だからこそ特別感
のある天文ショーです。
赤い火星と青いすばるが並ぶ初夏の夜
明け前、ぜひ東の空に目を向けてみて
ください。
双眼鏡やカメラを使えば、観察の楽しみ
はさらに広がります。

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