予防接種の記録がデータベース化される!―厚生労働省2025年めどに整備ー

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新型コロナウイルス感染症の予防接種による副反応がよく話題になりました。

予防接種に使用するワクチンは科学的に安全性が確認されておりますが、

まれに重い副反応が起こる事があります。

厚生労働省は医療機関にワクチン接種による服反応のある事例の報告を

求めデータベースの構築を目指している。

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ワクチン接種の副反応のデータベース化

この冬新型コロナウイルス感染症の第8波の流行が危惧されています。

4回目の新型コロナウイルさワクチン接種も現在行われています。

予防接種に使用するワクチンは科学的に安全性が確認されておりますが、

まれに思い副反応が起こる事があります。

厚生労働省は医療機関にワクチン接種による服反応のある事例の報告を

求めております。

そして、国民の予防接種記録や副反応の重い事例をまとめた

新しいデータベースの構築を目指している。

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ワクチン接種の副反応

ワクチン接種の副反応として頭痛や疲労感が知られておりますが

重いアレルギー反応であるアナフイラキシーショックや

心筋炎等の生命を脅かす重篤な副反応疾患に陥る事がある事が

わかっております。

副反応のデータベース化

現在の所、個人の予防接種の記録は、予防接種をしている各自治体が管理して

把握していて、全国的なデータベースがありません。

今後、厚生労働省の目指す副反応のデータベース化は、各自治体の予防接種

記録を住民の年齢・性別・接種ワクチンの種類・接種日時等の情報を国へ

報告し匿名で登録し、副反応が疑われる症状が疑われる症状が現れた日

や診断名、重篤度などと、紐付けして全国的なデータ収取と解析を行う

という仕組みを想定しています。

予防接種の副反応の原因解析に役立つ可能性がある

このデータベース化は、予防接種の正確な記録と副反応疑いの症状を

個人レベルで結びつけることでワクチン接種との関連性をより詳しく

分析できる可能性があると期待されております。

国民の診療情報などが蓄積された国の「レセプト情報・特定健診等

情報データベース」と連結することによりワクチン接種した人と

していない人との症状の報告頻度等を比較して、副反応症状が

ワクチン接種が原因由来なのかどうかを調べられるようになるという。

日本政府は、2025年を目標に法整備を目指しているが予防接種を

実施する自治体のシステム整備が必要なため実施整備には更に時間が

かかるかもしれないという。

参考文献及び引用文献

予防接種の記録データベース化 静岡新聞 こどもかがく新聞より 

コロナウイルスとインフルエンザウイルスの同時抗原検査キットの一般販売が検討されている

前回、ブログ紹介しましたが、冬季に新型コロナとインフルエンザの同時流行が

懸念され厚生労働省は、発熱があるものの重症化リスクの低い人には

薬局やインターネットで販売されている新型コロナウイルス抗原検査キットで

検査を行うことを求めていますが、11月22日に行われた厚生労働省の専門家

会合では、今後の同時感染増加に備え、現在では医療機関のみで使用されて

いる同時検査キットについても薬局やインターネット薬局で一般販売を

行うようにという意見が出ており、本格的な検討に入るとの事です。

今後、同時抗原検査キットの一般販売がされるようになりましたら

また、当ブログでも紹介したいと考えております。

ブログを見てくれる皆様に少しでも実際に役に立つ情報が発信できたら

と思います。

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新型コロナウイルス抗原検査キットのセルフチェックについて!

 ―新型コロナウイルス感染症と季節型インフルエンザ感染症同時感染

に備えてー

まとめ

新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が行われるようになり

ワクチン接種による副反応が度々話題になります。

厚生労働省は、国民の予防接種記録や副反応疑いの報告

の情報をまとめた新しいデータベースの構築を目指して

おります。

その取り組みについて紹介しました。

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私のこれまでの仕事や趣味の天文活動で得た専門知識や経験を用いて科学や天文学について、楽しくお話して行こうと思います。よろしくお願いします。

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